譜読みってワクワクする!
曲の好みもありますが、気持ち的には、そんな好奇心の気持ちで譜読みに入れるといいなと思います。
ではでは、実際に譜読みしてみましょう。
例えばこんな楽譜はどうでしょう。
また、楽譜を見たときに、一つ一つの音を見るのではなく、例えば・・8分音符はタ、4分音符はタン、ということにこだわることなく、フレーズを感じてみましょう。
すると、右手の旋律は、「タァアッ ターァ タァアッ ターァ タァ ターァ ターァ タァァーア」なんて言ってみるとフレーズ感がわかりやすいかなと思います。
こんな感じにスラーごとをまとめて見ると同時に、そのフレーズがどのように動いているかも確認しながら進みます。
左手も同様です。この場合、3小節まで一息です。ながーい息で膨らます風船のように。
文章を読むときも「、」の所を無視して読み飛ばさないように音楽でもスラーのあるところを重視していきます。
この「音と音のつながり」もよく見てください。
一番最初の赤丸。最初の「ファ」これが読めれば、次の音が「ミ」だと読まなくてもいいわけです。楽譜では1つ下に下がって次にまた1つ戻ってる。とわかれば「ファミファ」と塊で弾ききれてしまいます。そしてもちろんその音色も確認します。
こんなふうに、譜読みをする時は1つ音符を読むことではなく、いろんな角度から見ていくことになり、それを左右同時に見るのですからすごく脳を使いますし、こうやって文章で説明するのって難しいんですが、書いてみると「すごいことしてるんだなぁ・・」と思ってしまいますね。
まだまだ書きたいこともあるんですが、長くなってしまいました・・・
レッスンでは、譜読みが楽しいなと思ってもらえるように
そして生涯、弾きたい曲を自分の力で読んで弾けるように
楽しめるピアノを目指して。
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