我慢再び / 芸術家の家
コロナになってもうすぐ3年目に入るというのに
まだまだ戦わなくちゃならないのか...
音楽だけにしたいこのブログだけど
無視できない
第6波来ました
そんな中でも、やるべきことと、ここは仕方がないところと、
経験からわかるようになってきた気がします。
それでも元気なうちは日常をできることで楽しく生きていきたいと思う!
以前、BSで見たフランスの「国立 芸術家の家」というドキュメント。
もうこれ何度再放送してるのだろう。
ずいぶん何年も前にも見ていて、(10年くらい前?)
すごく印象に残っていたのだけど、
フランスの老人ホームのお話。
10年も前の番組を再放送するなら、「この方たちは今..」みたいなのを新たに調べて放送してもらいたいもんだけどなぁ...。
ここに入居できるのは、元芸術家かこの建物のある市民。
そしていくつか審査はあるものの、お金がなくても公金で最後まで人間らしい生き方ができるらしい。
出てきた人たちは、昔彫刻家や画家やピアニストだった人たち。
その元芸術家のおじいさん、おばあさんのやり取りがかわいくもあり
面白くもあり...。
でもだいぶ前に見た時よりも私は年をとり、コロナ禍で生死を考えるようにもなった今、ついこの間の再放送はまた違った印象で、時折り涙ぐんでしまうこともあった。
このドキュメントって、異国のものだから、日本の場合と比べて考えたり、
人間同士の関わりとか、老後の生き方とか、いろんな面から考えさせられる。
いろいろと言いたいことはあるけれど、
そのうちの一人、元ピアニストのおばあさんが弾いていた
バッハのパルティータの1番が、好きでした。
若かりし頃は私は知らなかったけれど、年をとっても気持ちを込めて弾く姿と
音にも味があって、よっぽど若いピアニストが完璧に弾くよりも心に入ってきたりして...。
Bach Partita No.1 Glenn Gould
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