レッスン日6とRシュトラウス

 自分のレッスン日のブログ、前回を探したら1月でした。

ずいぶんと間があいてしまいましたが、私もひとつきに1回きちんとレッスンに通っています。

まだまだ勉強したいことたくさんありますからね。

今は前回のショパンから、またベートーヴェンに帰り。

バッハは常に。私は生きている間にバッハをどれくらい弾くことができるんだろう。

気が遠くなるほど果てしないけど、終わりはないから1曲ずつやっていくしかない。

終わりがないって幸せだ。

楽しいことに終わりがないんだから。



 

 今日のドライブのおともはこちら


最初にこの第1曲「アンダンテ」を聴いた時は、シューマン!って思った私。


違いました...


 Richard Strauss リヒャルト シュトラウス(1864-1949)

 シューマンも亡くなった8年後に生まれたR・シュトラウス。

 後期ロマン派と現代音楽が入り混じる時代に位置するR・シュトラウスですが、若い頃は、お父さんの影響でモーツァルトやベートーヴェンなどの古典派や、シューマンやメンデルスゾーンといった前期ロマン派の作曲家たちにも影響を受けています。

 ピアノ独奏曲はそう多くなく、そのほとんどが20歳前後の若い時期にしか書かれていません。

 この、「5つの小品Op.3」も1880年、17歳の作品で、そのせいかロマン派音楽シューマンに感じたのかもしれません。

 こちらの動画は第1曲、アンダンテです。

 

 

 バッハやベートーヴェンの印象が強いグールドですが、こんなふうにも甘く弾くんですね。

 いや、私グールドの弾くバッハも結構ロマン的だと思う時あるんです。

 せっかくなので、もう1曲。


 R・シュトラウス ピアノソナタロ短調 Op.5

これは、グールドの生涯最後の録音になったそうです。

これも、16歳の若い作曲。絶対ベートーヴェンを意識したでしょ。といいたくなるこのタタタタンオンパレードの第1楽章。

だけど時々現れるロマン派的なメロディ。

 こちらも全楽章おもしろく、特に4楽章フィナーレが好きです。

 なんとなくブラームスっぽくも感じてしまう・・

 私にはいろんな作曲家が詰め込まれているように聴こえてくる不思議な曲です。

 良かったら、全楽章聴いてみてください。