ヴィルビエ音楽祭

 毎年、夏のスイスで開かれる音楽祭。

 冬季は、スキーリゾートになる高原、ヴィルビエという町。


 今年ももう始まっています。


 毎年、ピアニストだけでなく、室内楽やオーケストラ、声楽などさまざまなプログラムで、

世界の音楽家が集まります。

 you tubeでも部分的にアップされているようですが、ネットではもうご存知medici.tvでも無料会員になれば、期間限定だったりしますが観ることができるので、スイスは遠いですがわりと身近な音楽祭です。

 (無料会員になると、結構頻繁に広告メールが送られてきますので、わずらわしくないアドレスで登録したほうがいいです)

 

 リゾート地で行われるこの音楽祭は、会場がテント張りだったり、虫が入ってきたり、雨の音がかすかに聞こえたりと、自然ならではの環境と、プログラムも間にちょっとした「お遊び」のようなくだけた気楽に楽しめる曲もありで、クラシックとはいえ、カジュアルな雰囲気で私は好きです。


 今年はヴィルビエ音楽祭25周年らしいです。

 mediciが面倒な方は、you tube で「verbier festival 2018」と入れるといくつか出てきます。

 25周年アニバーサリーガラコンサートの模様など楽しめます。

その中のロッシーニのウィリアムテルでは4台ピアノ16手(ちょっと無理アリ??)や、ボイスパーカッションもどきの「お楽しみ」(アンコール)あり。


  その中から、ひとつ。ブラームスの連弾を...

 とアップしていたら、聴けなくなってしまいました・・。

こちらで紹介できないのが残念。


 その連弾は、「ロシアの思い出」 1849年作曲とされていますから、ブラームスが16歳のとき!

 ブラームスは、初期の作品のほとんどを廃棄してしまっているとききます。

 きっと納得がいかなかったから捨ててしまったのだとは思いますが

 もったいない...


 初期には初期の良さがあるはずなのに。

 そう考えると、きっと日の目を見ないで、忘れ去られた曲ももっとたくさんあったんだろうな。


 では、変わりに4人のピアニストによる2台8手の曲の抜粋を。


そう言えばこの曲、ヴィルビエ10周年記念の時も弾いていたな・・。