おうちの練習③
これまで、お子さんのおうちでの練習についての記事をいくつか書かせてもらいましたが
忘れた頃にまた書きます!笑
何度でも言います。
ピアノの習い事って何が大変て「常に新しいことにチャレンジし続けること」=「練習」なんです。
ピアノが弾けるようになるのは、それができれば自然と後からついてきます。
反対にこれが苦にならなければ、無敵です。一生のお供になります。
それで、今回は練習をしてこなかった時のレッスンのケースで感じたことを書いてみます。
今の小学生は学校や他の習い事で忙しい。そしてあそびた~い! ので練習ができないでレッスンにくることもあります。
その場合、レッスンの中で時間の許す限り、私と一緒に練習をしてもらいます。
その曲に手をつけず、もう一度おうちで練習してきて来週みるねと、かえすことはできるだけしません。
そのレッスン中での練習では、まだ導入期で短い曲では、テンポよく何度も弾いてもらうと、5回も弾けば、かなりの変化が表れてきます。じゃあ10回弾いたら?もっとよくなってます。
これを感じて欲しいんですね。
1回弾くごとによくなっていく感覚を、特に導入期のお子さんには、私や親御さんで盛り上げて感じさせてあげたいなと思っています。
私は、弾いた回数を数字で書いたり、漢字の正の字で書いたりしてあげていますが、おうちでの練習では、例えば100均でも売っているカウンターなどを使ったり、ビーズでカウンターを作ってみたりしてみて回数を目で見ながら楽しく練習できたらいいですね。
だんだんと難しくなり、両手奏にも入ってくると、5回10回では、もしかしたらそれほど、できるようになる感覚を得にくくなるかもしれません。
それは特に、新しい曲に入った譜読みの段階でぶつかることが多いかもしれません。
1日に何度も練習したけど、今日はまったく弾けるようにならなかったなんてことも普通に出てくるでしょう。次の日も同じだったとか、いつになったら弾けるんだろうとか、思い始めてくるかもしれません。そう思いながら練習するのはちょっとつらいですよね。
でも、ここで知っていて欲しいのは、今日できるようにならなかったその練習時間は無駄にはなっていないことです。必ず次の日の練習へつづき、脳や体に少しずつでも影響を残しているはずです。そういうときは、少しつらい感情を横へ置いて、淡々とピアノに向かってみましょう。今度のレッスンまでに弾けるようにならなくてもいいのですから。
「今日はここまで」とできたところまでで丸とする。
そんなことを続けていると、不思議ですがある時、「あれ?できた?」て時が突然きたりします。だから、あきらめたらもったいないのです。
そしてあきらめずに弾き続けているからこそ、コツを掴んだり、そういうことだったのかという発見があったり、自信にもなりますね。
ピアノを習うということは、特に子どもの時は、ピアノを弾くことはもちろんですが、ピアノ以外のところで、本当に大事なことを教えてもらえる習い事だと思います。
「大変だけど頑張れる」そんな趣味を子どもたちに持ってほしいなと、私もそうですが親御さん皆さん願っていると思います。
私もそんなお子さんのバックアップをできるように頑張ります。
練習については、またいろんな視点から感じた時に書いていきたいです。
ブラームスのハンガリー舞曲をいろいろ聴いていましたら見つけました。
若い頃チャップリンの映画が好きで、中でも「街の灯」が好きだったな...
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