このもやもやを少しでも...#3

 「このもやもやを少しでも#1」「#2」の続きです。


 世界規模で文化芸能、スポーツ、イベントが停滞しているなか、クラシック演奏者も同じ状況。

 何十人もの団員と生で合わせる練習がなにより大事なオーケストラも、ステージに立つ以前に集まっての練習もできずに辛い状況が続いていると聞きます。

 クラシック文化のあるヨーロッパもたくさんのコンサートがキャンセルになっているよう。 

 去年聴きに行った、ユッセン兄弟の2人もコンサート情報や、各コンサート会場の演奏情報なんかをみても、2カ月くらい先まで軒並みキャンセル。

 

 こちらは、オランダのコンサートホール。

 オンラインのランチタイムミニコンサートと銘打って、無観客で演奏をしているようです。少人数だったらこういったこともできるんですね。

 Mendelssohn  Andante & Allegro Brilliante  Op.92

 こんな時だからこそ何か伝わってくるものがある気がする。


 演奏の後の拍手もなく、ガランとしたホールで弾いた後、アフタートークの模様がアップされています。

 (アフタートークや他の曲は、de Doelenのyou tubeチャンネルから見られます。)

 

 だんだんといろんな分野のプロがこうして発信してくれていて、みんな同じ気持ちで頑張っているんだなと、感じることができます。

 オンラインやネットでこうして発信できる今は本当にありがたい。

 

 ひと昔前だったら、これもできなかったのか...


 でも、ネットの見過ぎにも注意ですぞ・・