人間らしい暮らし方

 まだなにも終っていないし、安心なんかできないんだけども...


 思えば、4月。

日に日にコロナの感染者が増えて、緊急事態宣言が出された頃。

不安、行きたい所に行けない、やりたいことをできない。

そんな八方ふさがりな感情が、夜ベッドの中で襲ってきて、なんか動悸がして苦しくなったことが1回ありました。

いろんな対策をしていて、それでも罹ってしまったらその時は仕方がない、と何度も言い聞かせていたのに、時々不安が襲ってきて、気分の浮き沈みがかなりあった頃です。


 今のところの感染者が減ってきたのは、日本人の個々の意識の高さと、いろんな業種の方たちの協力(犠牲)があってのことと感じています。

 このたくさんの努力は、まわりまわってまた自分たちに返ってくることだと信じたいです。

 国の制度に言いたいことは山ほどだけれど...

 ほんとにこういう窮地に陥ると痛感するのは、日本人の民間企業や日本人の性質に、国はどれほど助けられてるのか!わかっているのか!

 言い出すと切りないし、ここはそういう場じゃないんでやめるけど!


 このウィルスがこのままなくなるとは思えないから、

 やれるだけのことは続けていかなければ...



 ピアノ教室は、レッスン希望の生徒さんのみで続けています。

 東京の感染者がかなり増えた4月中はお休みの方が多かったですが、今はだいぶレッスンに復帰しています。


 ピアノはいいですよ~、1人で誰に会わずともひとりでも楽しめるものでもありますしねっ

 

 こちらでは、教室に入る前に手を洗ってもらい、お互いにマスクをつけ、レッスンごとの換気(本当なら窓を開けっぱなしてレッスンしたいけど、住宅街なのでかなわず...)と、こまめな鍵盤の除菌(鍵盤はアルコールでは拭くことができないので専用の薬剤を使用)をしています。

 そして、今までは少しくらいの風邪であればレッスンに来られていた子も、このご時世ですのでお休みして様子を見てください、とお願いしています。

 また、ご家族の方の体調にも気をつけていただき、どなたかが発熱などある場合もお休みしてもらっています。


 とにかく、今までとは違う気の使い方でうっとうしくも感じますが、やるだけのことはやるしかないです!

 少しずつでも楽しみを見つけて「普通」に近づいていきたいです。


 でも

 この自粛中

 時間がゆっくり流れているのに気づく。

 

 仕事がなくなるのは元も子もないのだけれど

 やるべきことに追われ続ける生活もいかがなものか

  

 いろんなことを思った

 人間らしい暮らしってどんなよ?

 

 はっきり言って こういう動画に音楽はいらないですね。

 自然の音、森の音がすべて!

 私がいつも楽しみに拝見している、北海道知床の自然ガイド、つよぽっくるさんのブログからお借りしました。

 北海道の観光も大打撃だとお察します。

 遠い知床の四季折々の表情を拝見させていただいて、その移り変わりを肌で感じられてうらやましい限り。

 行きたいよ~!!