レッスン日2とプーランク

 今日は、私のレッスン日。

 毎年のことだけど、この時期は子どもが夏休みだからかまとまった練習が停滞気味・・

  

 今日のドライブのおとも

 Poulenc two piano concerto  FP.61  Larghetto

 この、2台ピアノのための協奏曲は、1932年、ヴィネツィア音楽祭のために書かれたもの。

 この2楽章の冒頭は、モーツァルトのピアノ協奏曲をモデルにしたものだそう。

 

 こちらは2楽章だけですが、この曲は全3楽章でどの楽章もそれぞれ好きです。

 この協奏曲、ころころとメロディが変化していき、聴いていても面白いし、弾いたら楽しいだろうなぁと思う。和声や調の移り変わりなどはやっぱり現代だな、と思わせるのですが、コロコロと表情が変わる、楽しい!遊んでる!っていう部分では2楽章に限らず、なんかモーツァルトを思わせるところもあるんですよね。全く時代が違うのですが・・。

 これは、プーランクの意図したものなのでしょうか・・。だとしたら嬉しいです。

 新しい独自のものと、尊敬していた作曲家の影を感じさせてくれる曲。

 これは、ベートーヴェンにも言えますね。

 


 

 近現代の曲が苦手で(特にフランス。特にドビュッシー・・)

 あまり聴いてこなかったのですが、これもユッセン兄弟のおかげ。

 ここが突破口になって、広がっていきそうな気がします。

 なんせ、ユッセンが取り組んでいる曲のフランスが多いこと!

 サンサーンス、ビゼー、ドビュッシー、フォーレ、ラヴェル、ミヨー、そしてプーランク。

 

もっともっと知りたいこといっぱいです!