パッヘルベルのカノン
少し前にテレビでやっている名曲アルバム+で、「パッヘルベルのカノン」を見たのですが、
これが「カノン」という作曲様式を目で見て楽しめる、とても面白い映像だったのです。
その映像を作った方は大西景太さんという音の構造や質感を表現している方のようです。
見られた方いらっしゃいませんか?
この曲は、バッハと同時期のバロックの時代に生きた、ヨハン・パッヘルベルというドイツの作曲家が作りました。
「カノン」というのは、全く同じ音、または他の音から始まる全く同じメロディの追いかけっこで作るバロック時代の作曲形式です。
子どもの頃に音楽でやった「かえるのうた」の輪唱って覚えていますか?
私も音程がつられないように、競うように自分のパートを歌っていたのを思い出します。
「パッヘルベルのカノン」という名前で知られるこの曲は、
「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーク」という曲のカノンの部分です。
こちら、見つけました!
さらに!再々放送があるようですので、(本日の深夜!)
見られなかった方は是非録画して見てみてください。
音の高低も階段の高低で表しているのでわかりやすいですし、3つのメロディが入ってきた時は
3つすべての音を見ようとがんばっちゃいますよ。
330年余りも前に作曲されたこのカノンは、今でも知らない人がいないくらい有名で、
卒業式で使われたり、ポップスやロックの一部に使われたり。
この先もこの曲はきっと様々に変化しながら、永遠に受け継がれていくのでしょうね。
シンプルなのに心を掴み続ける。
シンプルだから?かもしれないですね。
ネヴィルマリナー&アカデミー室内管弦楽団
松田 華音
混声合唱 「遠い日のうた」
中学一年生の時に、合唱で伴奏をした曲。
あの時のいろいろを思い出して、懐かしくなりました。
これも、カノンが使われています。
本当に、みんながみんなこぞってこの曲を歌ったり、演奏しています。
みなさんが好きなのは、どんな「カノン」ですか?
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