オランダの野外コンサート

 昨日の練習のお話は、最後には何が言いたいのかわからなくなってしまってますが、

 要するに「できる範囲でがんばろう」ということです。

 あの練習の話って、答えはないんですね。

 それぞれの状況が違うのでケースバイケースですし、長い期間のことですから。


 私は、あんまり厳しいことは言いたくありません。

 音楽をやって、お互いに楽しみを分かち合いたいのと、ピアノを好きになってもらいたいだけなのです。

 

 だから、本当はこういう内容 ↓ を沢山書きたい!

 前回のヴェルビエコンサートに続き、こちらも開放感ある毎夏に行われるオランダのコンサート。

 昼の部には将来有望なキッズたちのコンサート、夜には、毎年あるアーティストにスポットを当ててのコンサートです。

 今年はユッセン兄弟でした。

 ↓その模様が見られます。限定公開なので、いつまで見られるかな。

 何といってもこのコンサートの醍醐味は、シチュエーション!

 世界には、いくつかクラシックの野外コンサートもありますが、こちらはコンパクトでアットホームな雰囲気。

 オランダは、運河が多いことで有名です。その運河の上にステージを作り、お客さんはボートの上、橋の上、または両側のアパートの窓などから楽しむのです。

 ラフな格好で、お酒や軽食をとりながら、思い思いに楽しむ。

 向こうには列車も走り、ボートの揺れた時にきしむ音、風を感じながらのコンサートです。

 そして最後には、観客もみんなで大合唱となります。


 物音もたてられない張り詰めた空気のホールコンサートの緊張感も嫌いではありませんが、

オランダのこのあったかい雰囲気は、なかなかクラシックコンサートでは見られないのです。

さすがに野外なので、バイオリンや歌などマイクを通しての音で(ピアノもマイク通っているのかな?)、素の音ではありませんが・・。

 

 外でピアノを弾いたことないんだけど、どんな感じなんだろう。

 音は聴こえづらくなりそうだけど、気持ち良さそう。


 「森のピアノ」ってアニメがあったけど、森でピアノを弾いたらホントに気持ちよさそう。

 ちゃんと木や葉っぱに反響してくるのかな・・。


 それにしても、この2人の一体感。

 兄弟とは言え、だんだんと「自分」が出てきてもいいお年頃なのに、連弾になると一体。