不思議な楽章

  2019年が始まりました。

 今年は、初めて大晦日の夜に鐘の音を聞きに行ったのに、結局ひとつも聞こえなかったという結末。

 なんでだろう。鐘ついてないはずないんだけど・・。人の喧騒にかき消されたか・・。

 静かな・・厳かな雰囲気には程遠い、ものすごい人でした。

 人ごみ苦手です。


 

  

 去年の最初のブログは、ベートーヴェンピアノ協奏曲3番だったので、

 今年は、4番を。

 1805年から1806年にかけて作曲。

 ベートーヴェン35歳くらいですね。

 当時の最先端のピアノを使って新しい試みをし続けたといわれるピアノソナタ。

 それに限らず、ピアノ協奏曲も全部で5曲作っていますが、どれも特徴が違ってすべて好きな協奏曲です。

 その中でこの4番も新しい!

 不思議な音楽、2楽章。

 対照的な、弦の重さと叙情的なピアノ。

 ピアノの音色を上から打ち消す弦。か細いながらも弦に負けないピアノ。

 弦とピアノで、行ったりきたりする何か。

 ちょっとだけ嵐が来て、消え去るように終わる。

 何を訴えたかったのか。気になる~

 想像力を駆り立てられます。



 今年も、どんな音楽に出会えるか楽しみです。

 どうぞ皆様、よろしくお願い致します。