デュオリサイタル~ユッセン~
先日、ユッセンのコンサートを聴いてきました。
youtubeでいつも聴いていたので、ホールで聴くのは初めてで、生の音色が楽しみでした。
聴きたかったのは、第一にやっぱりシューベルトの幻想曲。
そしてモーツァルトの2台ピアノソナタ。
このモーツァルトの2台ソナタは、youtubeではじめ聴いたとき、あまりピンとこなかったところがあって、どうなんだろうと思っていましたが、ライヴ感、掛け合い、少しの緊張感、とてもおもしろかった!3楽章が特に。もう一度聴いてみたい。
まずしっかりした連弾を聴いた!という感じ。
なんていうか、連弾ってどうしても余興というかアンコールでちょっと遊びで弾いてみるといった側面もあると思うんですが、この2人はデュオを柱としているので、当然のことながら完全暗譜。
(これ連弾聴くとき結構視覚的に大事だなと思う)
4手それぞれの旋律がしっかりとした役割を持って、「2人」の演奏ではなく、「1曲」として聴かせてくれるのは、前からわかってたけど、やっぱりこれは凄いこと。
改めて再確認。
シューベルトの幻想曲では、消えそうなほどのpianissimoのテーマではとても引き込まれ、ユッセンでなく、シューベルトを思い浮かべてしまうような演奏。
なんであんなにシンプルな、行って帰ってくるだけのメロディがこんなにも切ないのか...
シューベルトの連弾曲はまだまだたくさんあるし、連弾ソナタD812とか、ハンガリー風ディヴェルティメントD818とか・・・また聴かせてほしい。
シューベルトも当時は、サロン的な小さな部屋で弾いていた曲ばかりなのだし、ユッセンたちの表現に合っていると思うんですよね。
後半のプログラム。
私はやっぱり~ その~
超現代曲は...
理解するまでには相当時間がいるかも。
まぁ、でも、いつ好みが変わるかわかりませんし...
バッハと現代曲は通ずるところがあるとも聞きますが...
とにかく、ついにライブを聴きにいくことができましたし、ソロのリサイタルとは違った楽しみをあじわえました。
アンコールで弾いてくれた曲はバッハとこちら
イゴールローマ:アレンジ モーツァルト 交響曲40
でもね、
やっぱり4手連弾はシューベルトですね。
Simple is my Best!
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